はるやこんにちは!
初めまして!水族館が好きな大学生のはるやです。今回は、動物が好きな皆さんに向けて、水族館で出会える動物たちを紹介していきます。
水族館というと魚類の展示が注目されがちですが、実際にはイルカやアザラシ、カワウソなど、多様な水生哺乳類がたくさん飼育されています。関東在住の僕がこれまで何度も足を運んできた、新江ノ島水族館、八景島シーパラダイス、アクアパーク品川の3園館で見られる動物たちの特徴や、注目したい展示について紹介します。
新江ノ島水族館


新江ノ島水族館(通称:えのすい)の大きな魅力のひとつは、動物たちとの距離の近さにあります。えのすいで、まずおすすめしたいのはイルカショーです。イルカショーの時に前列に座ると水しぶきを避けることは不可能ですがその分イルカがまるで自分の真上を跳んでいるかのように感じられる迫力があります。えのすいのイルカショーで特に注目したいのが、トリーター(えのすいでは飼育員さんのことをこう呼びます)さんとイルカたちの関係性です。イルカたちとトリーターさんの絆は他の水族館よりも深いと思います。見ていてとても楽しそうだなと感じます。


また、イルカショースタジアムは屋外に設置されており、背景には江の島と相模湾が広がります。夕方には、海と江の島、そして夕日を背にした中でショーが行われます。夕方のイルカショーは座席の後ろのほうから景色を見ながら観覧することをおすすめします。


おすすめの個体はハナゴンドウの「ビーナ」です。ビーナは、えのすいの中でも大ベテランでとてもマイペースな性格です。最近はジャンプのサインが出ても、一度しか跳ばないです(以前はもっと跳んでいました)。その気分次第な様子も含めて見どころのひとつです。ビーナの姿を見るために、えのすいを訪れる価値は十分にあります。ただし、常にショーに登場するわけではないため、来館時にビーナが出演しているかどうかは運次第です。


館内にはゴマフアザラシの展示もあります。個人的な感想にはなりますが、えのすいのゴマフアザラシはかわいい子が多いです。




今年の12月には静岡県の下田海中水族館へ移動する予定なのですが2024年4月に生まれた「ココア」もおり、えのすいには、こうしたアザラシを目当てに訪れる熱心なファンも多く見られます。


そのほかにも、コツメカワウソやフンボルトペンギンが飼育されており、水槽展示はありませんが、オタリアやミナミアメリカオットセイもえのすいで暮らしています。イルカショーを中心にしながら、さまざまな水生哺乳類の姿を観察できる点も、新江ノ島水族館の魅力のひとつです。
- 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分
- 江ノ島電鉄「江ノ島駅」 徒歩10分
- 湘南モノレール「湘南江の島駅」 徒歩10分
横浜・八景島シーパラダイス


八景島シーパラダイスで最もおすすめしたいスポットは、ふれあいラグーン です。
このエリアの大きな魅力は、非常に多種多様な動物たちが同じ空間で暮らしている点、そしてそれらの動物との距離の近さにあります。


ふれあいラグーンでは、バンドウイルカ、オタリア、ゼニガタアザラシ、コツメカワウソ、ケープペンギンといった水生哺乳類や鳥類に加え、アフリカワシミミズク、ハリスホーク、ルリコンゴウインコなどの個性豊かな鳥たちを見ることができます。さらに、敷地内を自由に歩き回るケヅメリクガメの姿もあります。




イルカ好きとして特におすすめしたいのが、2024年7月から8月にかけて、ひと夏の間に誕生した3頭のバンドウイルカの赤ちゃん です。名前は「わたげ」「りおん」「ぽぽね」。名前の由来はたんぽぽから来ています。ぽぽねのお母さんイルカ「アレカ」の授乳不良があった際、たんぽぽの根を煎じた漢方を与えたところ、授乳不良が改善したという出来事をきっかけに「たんぽぽ」にちなんだ愛称になりました。まだ幼く、元気いっぱいに泳ぎ回る様子を観察することができます。とても可愛いので、ぜひ多くの人に“たんぽぽ三姉妹”を見に来てほしいです。


赤ちゃんつながりで言うと、オタリアの子どもも今年の8月に誕生しています。名前は「あすか」です。この名前は母親の「ヤヨイ」に由来しています。プチ情報ですがこのヤヨイはえのすいから来ています。昔からえのすいに通っていた僕はヤヨイの成長に感動しました。
ふれあいラグーンではオタリアの赤ちゃんのことを観察しやすく、間近で成長を感じられると思います。まだまだ幼いあすかをぜひ見てほしいです。動物が好きな方であればきっとふれあいラグーンだけで一日過ごせるはずです。


そのほか、八景島シーパラダイスを代表する展示のひとつが ドルフィンファンタジー です。アーチ型の水槽を泳ぐイルカたちの姿を、下から見上げることができ、優雅に泳ぐ様子を間近で観察できる点が大きな魅力となっています。ここに暮らしている「ロイ」も若いイルカでとてもかわいくておすすめです。


アクアミュージアム内には プレーリードッグ の展示もあり、立ち上がって周囲を見渡す姿や、仲間同士で鳴き声を交わす様子をじっくり見ることができます。プレーリードッグもとてもかわいいです。


そのほかにも、カマイルカ、ハイイロアザラシ、セイウチ、ホッキョクグマ、ゴマフアザラシ、カリフォルニアアシカ といった大型の水生哺乳類、さらに カピバラ、マーラ、フラミンゴ、数多くのペンギン類を含む鳥たちなど、まだ名前を出し切れていないほど非常に多くの動物が飼育されています。






これだけ多様な動物たちが暮らしている八景島シーパラダイスにぜひ訪れてみてください。



↓ナイトショーもおすすめです!!


- シーサイドライン「八景島駅」 徒歩約5分
アクアパーク品川


アクアパーク品川で特に注目したいのは、やはりイルカショー です。このショーは、照明・音響・映像演出を組み合わせた構成が大きな特徴で、イルカショーの中でも非常に高い完成度を誇ります。初めて見る人でも「すごい」と感じられるでしょう。


ショーでは、イルカたちが次々と多くの技を披露します。アクアパーク品川では バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカ の3種が飼育されており、それぞれの種の特性を生かしたパフォーマンスが組み込まれている点も見どころです。スピード感のある動き、力強いジャンプ、安定した演技など、種類ごとの違いが分かりやすく表現されています。観客席との距離も近く、特に夏場は前方の席では水しぶきがかかります。というかかけてきます。
その臨場感も、ここのイルカショーの魅力のひとつです。


アクアパーク品川では、四季ごとにショー内容が変わることも特徴です。そのため、何度訪れても違った演出や雰囲気を楽しむことができます。特にナイトショーは感動的なのでぜひ一度は見てほしいです。




イルカ以外では、コツメカワウソの展示もおすすめです。非常に近い距離で観察できる構造になっています。


また、ミナミアメリカオットセイも近距離から観察でき、特に寝ている姿は愛くるしく、つい足を止めてしまいます。




そのほかにも、複数種類のペンギンやゴマフアザラシが飼育されており、限られたスペースの中でも多様な動物たちに出会うことができます。


アクアパーク品川の大きな利点として、アクセスの良さと 営業時間の長さが挙げられます。都心に位置しているため、仕事や学校の帰りに立ち寄ることもでき、気軽に訪れやすい水族館です。とにかく映えるので写真撮影にもぴったりです。
- 「品川駅(高輪口)」 徒歩約2分
まとめ
いかがでしたか?動物園好きな人、水族館好きな人、あまり興味がなかった人いろいろいらっしゃると思いますが、今日紹介した水族館に少しでも興味を持っていただき、実際に訪れてもらえたらうれしいです。






