動物園ニュース【2026年1月】〔上〕

あけましておめでとうございます。Zoology Loreというブログのライターをしている「生きものの語り部」と申します。本年から、月2回程度のペースで動物園のニュース記事をZooPortalに投稿させていただきます。よろしくお願いいたします。

ぜひZoology Loreの過去記事もご覧いただければ幸いです。

今年は午年なので、まずはウマに関するニュースを取り上げたいと思います。

多摩動物公園がグレビーシマウマ2頭を受け入れへ

東京都の多摩動物公園は、2025年12月中旬から2026年3月にかけて、グレビーシマウマ2頭を迎え入れることを発表しました。これにより、同園のサバンナ展示エリアでのグレビーシマウマ展示が再開されます。

来園するのはオスの「ななと」(13歳、富山市ファミリーパーク出身)と、メスの「ミンディー」(12歳、ベークセベルゲンサファリ出身)。今回の導入は、日本動物園水族館協会(JAZA)の管理計画に基づくブリーディングローンによるものです。

引用:多摩動物公園[公式]X
https://x.com/TamaZooPark/status/2001552689482895610?s=20

今回の受け入れによって、キリン、シマウマ、シロオリックス、ペリカンが共生するサバンナエリアの展示が実現することになります。かつて多摩動物公園のアフリカエリアの目玉展示だったサバンナエリアですが、改修工事やシマウマの死亡などにより、キリンをメインとする展示が続いていました。今回のシマウマの導入をきっかけに、サバンナエリアに賑わいが戻ってくることを願います。

国内パンダ、40年ぶりに0頭へ

今年2月上旬をもって、恩賜上野動物園で飼育されてきたジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が中国へ返還されることが決定し、国内のパンダがゼロになる見込みです。これにより、日本国内では40年ぶりにジャイアントパンダが飼育されない状態になります。

パンダは長年、日本の動物園でひときわ輝くスターとして君臨してきました。そのため、動物園運営や来園者動員にも影響を及ぼす可能性があります。

和歌山県のアドベンチャーワールドは、パンダの繁殖に力をいれており、南紀白浜町はパンダを中心としたPRを行ってきましたが、昨年6月に全頭を中国に移動しました。

国内からパンダがいなくなることは、日本の動物園の一つの節目であり、動物園の役割や展示戦略を再考する契機ともなるでしょう。

小諸市動物園 開園100周年で新ロゴ発表

長野県の小諸市動物園が、1926年の開園から100周年を迎えるにあたり、記念の新ロゴを発表しました。同園は県内最古の動物園として長く親しまれており、地域と歩んできた歴史があります。

新ロゴは、100年の歴史を受け継ぎながら、次の世代へ向けた躍動感と親しみやすさを表現したデザインとされており、公式発表では「未来を見据えたシンボル」としての役割が期待されています。

小諸市動物園は今年春に全面リニューアルオープンの予定です。老朽化した動物舎や来園者設備の改修に加え、新たな動物の展示や、YouTubeを活用したライブ配信コンテンツの導入も計画されています。さらに、クラウドファンディングを通じて動物園の第2期整備の資金を募るプロジェクトも行われています。住民や来園者、支援者との協働によって未来につながる施設づくりを目指しています。

多摩動物公園で発生したオオカミ脱走事件

東京都の多摩動物公園で、2025年12月28日、タイリクオオカミの脱走事件が発生しました。脱走したのは、メスのスイ(2歳)で、脱走が発覚した朝10時から捕獲される14時半ごろまで園内では捜索、捕獲作業が行われ、臨時休園に至りました。

オオカミにも人にも怪我などはなく、無事に捕獲にいたりました。翌日はオオカミ舎で夜を明かし、エサも問題なく食べたということです。

しかし、もし来園者が襲われたり、オオカミが園外に脱走して行方不明になったりしていたら、より大きな騒動になっていたはずです。園に対しては、原因究明と再発防止策を講じることを求める声が上がっています。

まとめ

今回の記事では、2026年1月前半の動物園に関するニュースをお届けしました。
今後も、日本各地の動物園や水族館のイベントや出来事を、ニュースとして紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

2025年から、当ブログを運営。動物園専門のメディアを目指しています。