こんにちは!生きものの語り部です。
このコーナーでは、日本各地の動物園が取り組む活動や、近日実施されるイベントを紹介する『動物園ニュース』を、月2回のペースで配信しています。
ぜひZoology Loreの過去記事や、前回の動物園ニュースもご覧いただければ幸いです。
上野動物園が「夜間開園」を実施へ
東京都は、2026年5月と6月の第2・第4土曜日に、上野動物園を通常の閉園時間(午後5時)から午後9時まで延長する夜間開園を行う方針を発表しました。こうした取り組みは、東京のナイトタイム観光の活性化につながる可能性があるとして、通年での実施についても検討されています。
東京都は、夜間に動物園を開放することで、日中は来園が難しい層にも訪問機会を提供し、地域経済や観光の活性化を図ります。夜間は昼間とは動物の活動や表情が異なるケースもあり、動物園の魅力を新しい角度から伝えることができると期待されています。さらに、専門スタッフが案内するナイトツアーやライトアップ企画など、単なる延長営業以上の体験プログラムが計画されています。
ただ、夜間開園には動物福祉の観点やスタッフへの負担増加といった課題も指摘されます。動物にとっては本来の休息時間である夜間の人為的な環境変化がストレスになる可能性があり、その影響をどう最小限にするかが求められます。また、夜間スタッフの安全確保や運用負担も課題です。こうした点については、動物園運営側と東京都が継続的に議論していく必要があります。
大分・アフリカンサファリでアジアゾウの赤ちゃん誕生
大分県宇佐市の「アフリカンサファリ」で、アジアゾウの赤ちゃんが誕生しました。
アジアゾウ(Elephas maximus)は、IUCNのレッドリストで危機(Endangered)に分類される絶滅危惧種です。そのため、動物園での繁殖は、国際的にも重要な保全活動として位置づけられています。アフリカンサファリでの繁殖成功は、国内の個体数の維持や動物園での繁殖学に寄与する意義深い出来事だと言えます。
なんといっても、可愛らしいアジアゾウの赤ちゃんや子どもは、日本国内でも限られた動物園でしか見ることができません。2026年4月中旬ごろから一般公開予定とされています。

とくしま動物園でボランティアスタッフを募集中!
徳島県のとくしま動物園では、動物との接し方の解説や、イベント等を補助するボランティアスタッフを募集しています。
ぜひ、動物園職員と一緒に動物園を盛り上げて行くことを目指しませんか?
活動内容としては、
- こども動物園での活動を中心とした、動物ふれあい補助や動物ガイド等の活動
- 趣味や特技を活かした紙芝居や着ぐるみ等のイベント活動
などがあるということです。
とくしま動物園に通える距離にお住まいの読者の皆さまは、ぜひ前向きにご検討されてはいかがでしょうか!
まとめ
今回の記事では、2026年1月後半の動物園に関するニュースをお届けしました。
今後も、日本各地の動物園や水族館のイベントや出来事を、ニュースとして紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

