こんにちは!生きものの語り部です。
このコーナーでは、日本各地の動物園が取り組む活動や、近日実施されるイベントを紹介する『動物園ニュース』を、月2回のペースで配信しています。
ぜひZoology Loreの過去記事や、前回の動物園ニュースもご覧いただければ幸いです。
「東京ズーネット」リニューアル
東京都の動物園・水族園の公式情報を担う「東京ズーネット」が、2026年3月16日に全面リニューアルされました。
東京ズーネットは、上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、大島公園動物園の公式情報を発信するウェブサイトであり、来園者にとって欠かせない情報源です。
今回のリニューアルでは、長年運用されてきたサイトデザインが刷新されました。新しいサイトでは、スマートフォンでの閲覧性向上や、イベント・展示情報へのアクセス性改善など、来園前・来園中の利用を意識した設計が強化されています。また、これまで分散していた関連情報の整理も進められ、より一元的に情報提供されるようになりました。
動物園のウェブサイトによる情報発信は、教育普及や保全活動の理解を広げる重要な役割を担っています。今回のリニューアルは、そうした動物園の役割の基盤を強化する取り組みといえるでしょう。
JAWS動物福祉市民講座 受講者募集中!
公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS)が、2026年度の「動物福祉市民講座」の受講者募集を開始しました
この講座は、動物福祉に関する基礎から応用までを学べる全10回の連続講座で、オンライン配信形式で実施されます。
誰でも無料で参加可能であり、専門知識の有無を問わず受講できる点が特徴です。さらに、全講座受講者を対象とした修了認定制度も設けられており、体系的に学ぶ機会として位置づけられています。
近年、動物園においても「動物福祉」は最重要テーマの一つとなっており、展示のあり方や飼育環境、ヒトと動物との関係性など、あらゆる側面に関わる概念です。環境エンリッチメントという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
このような講座が一般市民に開かれていることは、ヒトと動物の関係を考える基盤づくりにもつながります。動物園ファンの皆さんにはぜひ受講していただきたいと思います。

iZooにコモドオオトカゲ導入へ
静岡県河津町の体感型動物園iZooに、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲがやってくるかもしれません。早ければ2026年夏ごろまでに来園する見込みとされています。
コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)はインドネシアに生息する大型爬虫類で、野生では絶滅が危惧されています。iZooでは、コモドオオトカゲの導入に向けて、着実に準備が進められてきました。専用の飼育施設は10年以上前から計画され、受け入れ環境の整備が継続されてきたとされています。
同園は爬虫類専門の動物園として、希少種の飼育や繁殖において高い評価を受けており、今回の導入もその延長線上に位置づけられます。
一方で、コモドオオトカゲは高度な飼育技術と安全管理が求められる動物でもあります。導入が実現すれば、日本における爬虫類展示の新たな可能性を示す事例となるといえます。
まとめ
今回の記事では、2026年3月後半の動物園に関するニュースをお届けしました。
今後も、日本各地の動物園や水族館のイベントや出来事を、ニュースとして紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

