【けものフレンズ】元になった動物に一番会える動物園を考える!〜後編〜

二枚貝ホタテ

すっごーい!後編まで読んでくれるフレンズなんだね!

失礼しました。二枚貝ホタテと申します。

漫画、テレビアニメ、スマホゲーム、アーケードゲーム、舞台、パチスロ、VTuber・・・様々なメディアを展開し10年以上続く人気コンテンツ、けものフレンズ。動物たちが人の姿となった、個性豊かなフレンズたちが登場します。フレンズの元になった動物をこの記事では「フレンズアニマル」と呼ぶことにしていますが、フレンズアニマルをたくさん見られる動物園はどこなのか検討していきましょう。フレンズアニマルに出会える種数を「フレンズポイント」とし、集計方法は前編で紹介したとおりです。

夢はでっかく地球一

後編のトップバッターは和歌山県のアドベンチャーワールドです。

ジャイアントパンダの繁殖に何度も成功し、その家系は「浜家」と呼ばれて有名ですが、2025年6月に中国に返還されました。

ジャイアントパンダ(アドベンチャーワールド)
ジャイアントパンダ(アドベンチャーワールド)

しかしジャイアントパンダ不在となった今もたくさんの動物たちを見ることができます。「地球でいちばん癒されるテーマパーク」という大きな目標を掲げ、新たなスタートを切った動物園です。

アドベンチャーワールドにいるのは陸上の動物だけではありません。バンドウイルカ、カマイルカ、ハナゴンドウ、オキゴンドウによるショーがあります。

バンドウイルカ(アドベンチャーワールド)
バンドウイルカ(アドベンチャーワールド)

またペンギンの個体数は日本一で、国内ではアドベンチャーワールドと名古屋港水族館でしか飼育されていない貴重なコウテイペンギンの繁殖にも成功しています。動物園でありながら、水族館にしかいないような海の生き物もたくさんいるのです。

コウテイペンギン(アドベンチャーワールド)
コウテイペンギン(アドベンチャーワールド)

海獣やペンギンもたくさんいるとなると、フレンズポイントが高くなりそうですね。

そんなアドベンチャーワールドのフレンズポイントは・・・

36ポイント!
前編に登場した、多摩動物公園・ズーラシアと並ぶ得点です。特にペンギンだけで7ポイントも稼いでいます。

サーバル、チーター、アムールトラ、ホワイトタイガー、ライオン、ハクトウワシ、モモイロペリカン、ムフロン、バイソン、アミメキリン、フタコブラクダ、カバ、チャップマンシマウマ、シロサイ、カピバラ、ワオキツネザル、マントヒヒ、ケープペンギン、キングペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギン、コウテイペンギン、アデリーペンギン、カリフォルニアアシカ、カマイルカ、バンドウイルカ、コツメカワウソ、ヒグマ、エゾヒグマ、レッサーパンダ、エランド、ヒマラヤタール、ブラックバック、アカカンガルー、アフリカゾウ

マレーバク(アドベンチャーワールド)
マレーバク(アドベンチャーワールド)

日本一の種数の力

フレンズポイントを競うにあたり有利な条件。それは、フレンズアニマルかどうかに関係なく、たくさんの動物を飼育していることです。つまり飼育種数が日本一の動物園が一番有利といえます。一番フレンズポイントが高そうな動物園、それが愛知県名古屋市にある東山動植物園です。

イケメンゴリラで人気のシャバーニさん。声が特徴的なフクロテナガザルのケイジさん。現在日本で唯一のコモドオオトカゲのタロウさん。動物園界隈で超有名な動物たちが暮らしています。まさに日本一の飼育種数ならでは。

コモドオオトカゲ(東山動植物園)
コモドオオトカゲ(東山動植物園)

さらに、東山動植物園は日本で唯一ラーテルが見られる動物園でもあります。ラーテルは柔軟かつ強靭な皮膚を持ち、ライオンに噛まれても余裕という防御力を誇ります。しかもヘビの毒にも耐性を持ち、平気で食べます。防御力によほど自信があるのか、最も恐れ知らずの動物としてギネスブックに掲載され、南アフリカでは戦車の名前にもなっています。また、ミツオシエという小鳥がハチの巣の場所をラーテルに教え、ラーテルがハチの巣を破壊、仲良くハチミツを舐めるといわれています。アプリけものフレンズ3でもラーテルとノドグロミツオシエがハチミツを求めるストーリーが描かれています。

ラーテル(東山動植物園)
ラーテル(東山動植物園)

そんな東山動植物園のフレンズポイントは・・・

高い!急に40ポイント台になりました。

マヌルネコ、サーバル、ジャガー、スマトラトラ、ライオン、ツシマヤマネコ、シンリンオオカミ、タイリクオオカミ、タヌキ、コンゴウインコ、ハクトウワシ、モモイロペリカン、バイソン、アミメキリン、カバ、コビトカバ、チャップマンシマウマ、インドサイ、クロサイ、マレーバク、カピバラ、アメリカビーバー、ワオキツネザル、ゴリラ、ニホンザル、マンドリル、イワトビペンギン、フンボルトペンギン、エジプトルーセットオオコウモリ、カリフォルニアアシカ、コツメカワウソ、ラーテル、ヒグマ、エゾヒグマ、レッサーパンダ、ホッキョクグマ、アクシスジカ、エメラルドツリーボア、コモドドラゴン、アカカンガルー、コアラ、オオアリクイ、ツチブタ

コアラ(東山動植物園)
コアラ(東山動植物園)

ちなみに今回調査した9か所の動物園の全てにキリンがいるのですが、その多くの公式サイトで「キリン」と表記されていました。そんな中、アドベンチャーワールドと東山動植物園だけ「アミメキリン」と記載されています。東山動植物園に行った時に飼育員の方のガイドを聞いたのですが、国際自然保護連合・IUCNの分類に倣ってキリンを4種に分ける考え方を採用しているとお話していました。

アミメキリン(東山動植物園)
アミメキリン(東山動植物園)

グレープさんの生きた場所

ここからはけものフレンズとゆかりの深い動物園を2か所見ていきます。まずは埼玉県にある東武動物公園です。

東武動物公園は遊園地と動物園がある複合レジャー施設で、夏にはプールも人気。日本最大の面積の動物園ともいわれています。

カバ(東山動植物園)
カバ(東山動植物園)

様々なコンテンツと積極的にコラボしており、たとえば、2019年3月23日~5月26日には、動物のキャラクターが登場するあのコンテンツとコラボしました。そうです、BEASTARSです。ちなみに2019年4月6日~5月31日にはけものフレンズとコラボを実施。・・・あれ?なんか時期かぶってません?動物擬人化コンテンツとのコラボを同時期にやっていいんですか!?

フンボルトペンギン・おそらく、えだまめさん(東武動物公園)
フンボルトペンギン・おそらく、えだまめさん(東武動物公園)

けものフレンズとのコラボグッズが販売されたり、動物の放飼場にフレンズのパネルが設置されたり・・・ファンに嬉しいコラボ企画をしていたわけですが、特に注目を集めたのはフンボルトペンギンです。コラボ期間のフンボルトペンギンのエリアには、フンボルトペンギンのフレンズであるフルルのパネルが設置されました。そこで注目を浴びたのがオスのフンボルトペンギンであるグレープさん。彼はパネルの近くから動かなくなり、長い間フルルのパネルを眺めていました。フルルに恋をしたと話題になり、多くのメディアで取り上げられることになりました。

2017年10月、彼は天国へ旅立ちました。その時の東武動物公園SNSの投稿は、10万リツイート、9万いいね。動物園にたくさんいるただのペンギンの1羽としてではなく、まるで有名人のように特別深く愛されていたかが分かります。

グレープさんが最期を迎えた時、非公開のエリアに移されていましたが、その傍らにはフルルのパネルが置かれていたそうです。

ところで、東武動物公園のフンボルトペンギンはフリッパー、つまり翼にカラーバンドを付けて個体識別をしており、グレープさんは紫のバンドです。またフンボルトペンギンの特徴として白いお腹に黒子のような点々があります。この点の配置は個体差があり、羽毛が生え変わっても変わりません。なのでこれらを使えば個体識別が可能です。東武動物公園とけものフレンズのコラボイラストを見る時はこの2つが再現されているか、ぜひ注目してください。

けものフレンズ史に残る動物園、東武動物公園のフレンズポイントは・・・

さすがはコラボしまくっているだけあって、最強候補である東山動植物園に肉薄する高得点です。

ジャガー、ホワイトタイガー、ヒョウ、ライオン、タヌキ、アカギツネ、エジプトガン、シロフクロウ、クジャク、シロクジャク、ニワトリ、ショウジョウトキ、ヘビクイワシ、モモイロペリカン、ヒツジ、バイソン、フタコブラクダ、カバ、サバンナシマウマ、シロサイ、マレーバク、カピバラ、アフリカタテガミヤマアラシ、アメリカビーバー、ブラッザグエノン、ワオキツネザル、マントヒヒ、マンドリル、フンボルトペンギン、エジプトルーセットオオコウモリ、コツメカワウソ、アライグマ、ヒグマ、レッサーパンダ、エランド、ニホンジカ、ブラックバック、アクシスジカ、メガネカイマン、アカカンガルー、アフリカゾウ、ミーアキャット

アライグマ(東武動物公園)
アライグマ(東武動物公園)

東武動物公園はたくさんの人に動物園に来てもらいたい、楽しんでもらいたいという思いが強いのか、エンターテインメントにかける情熱にあふれた動物園だと思います。他の動物園で見たことのないイベントやグッズなど、斬新なアイデアを次々と繰り出しています。特に自分が斬新だと思うのは「打ち水オットセイ」。オットセイやアザラシ、ペンギンがすぐ目の前まで来て、客と飼育員が一緒になって動物たちに水をかけまくるという夏のイベントです。新しい動物園の形を日々模索している東武動物公園。次はどんな斬新なエンターテインメントを見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません。

水をかけられるミナミアメリカオットセイ(東武動物公園)
水をかけられるミナミアメリカオットセイ(東武動物公園)

「ポケふた」も、「けもふた」も?

最後の舞台は愛知県豊橋市。この自治体は積極的にアニメやゲームとコラボしています。市の情報を発信する漫画『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』を作るくらい漫画・アニメ・ゲームが大好きな市。

例えば、豊橋市を舞台とした作品『負けヒロインが多すぎる!』を街をあげてタイアップしています。豊橋駅には作中に登場する場所の解説マップが置かれており、聖地巡礼するファンへの配慮が行き届いています。またポケモンが描かれたマンホール「ポケふた」を愛知県でいち早く設置しました。4つのポケふたがあり、これは1つの市にあるポケふたの数としては多めです。過去にはゲーム『モンスターハンター』とも市全体でコラボしたことがあります。余談ですが、漫画『ボボボーボ・ボーボボ』作者の澤井啓夫先生や『魔入りました! 入間くん』の西修先生も豊橋市出身です。

今回注目するのは豊橋総合動植物公園、またの名をのんほいパークです。動物園であり、植物園もあり、自然科学博物館があって、遊園地も備えるというとんでもない施設です。

施設の1つ、豊橋市自然史博物館ではこれまでに巡回展「ポケモン化石博物館」が開催されたり、2026年秋からは「ポケモン天文台」がやってきます。先述したモンハンコラボの時にはジンオウガのリアルなバルーンがティラノサウルスの隣に出現したこともあります。

前置きが長くなりました。動物園とけもフレの話に移りましょう。のんほいパークは動物園でもあり、けものフレンズともたくさんコラボしています。その一つがマンホール。フレンズの描かれたマンホールがいくつか設置されています。サーバルエリアの近くにはサーバルの描かれたマンホール。ツチブタがいる夜行性動物館の前にはツチブタのマンホール。飼育されている動物の近くにあるマンホールがフレンズ仕様なのです。

ツチブタが暮らす夜行性動物館の前のマンホール
ツチブタが暮らす夜行性動物館の前のマンホール

また、アプリけものフレンズ3とコラボした「のんほい☆サーバルとお家づくり」も忘れてはなりません。のんほいパークでは夜行性動物館でサーバルを飼育していましたが、2024年4月、サーバル飼育施設が造られました。これに合わせたオリジナルのストーリーがプレイでき、新たにツチブタのフレンズ、そして【大きな瞳の美人顔】サーバルが実装されました。(恐らく公式からの言及はありませんが)かつてのんほいパークで暮らしていた美人サーバル、ステルさんをイメージしたフレンズと思われます。

サーバル・ステルさん(のんほいパーク)
サーバル・ステルさん(のんほいパーク)

そんなけものフレンズ大好き動物園、のんほいパークのフレンズポイントは・・・

飼育種数日本一である東山動植物園を1ポイントだけ上回り、第1位に輝きました。おめでとうございます!

サーバル、アムールトラ、ライオン、ルリコンゴウインコ、シロフクロウ、カワセミ、ホオジロカンムリヅル、クジャク、ハヤブサ、コウノトリ、オオタカ、モモイロペリカン、ダチョウ、ウミネコ、ブタ、ヒツジ、カバ、ロバ、サバンナシマウマ、シロサイ、カピバラ、アフリカタテガミヤマアラシ、ブラッザグエノン、ワオキツネザル、ニホンザル、マンドリル、パタスザル、イエウサギ、キングペンギン、イワトビペンギン、フンボルトペンギン、ジェンツーペンギン、エジプトルーセットオオコウモリ、コツメカワウソ、ニホンアナグマ、ニホンツキノワグマ、ヒグマ、エゾヒグマ、レッサーパンダ、エランド、ニホンジカ、ツチブタ、ハクビシン、ミーアキャット

ライオン(のんほいパーク)
ライオン(のんほいパーク)

本当のフレンズポイントはもっと高い?

9つの動物園のフレンズポイントを集計してきました。今回の調査結果をまとめましょう。

動物園フレンズポイント
のんほいパーク44
東山動植物園43
東武動物公園42
多摩動物公園36
よこはま動物園ズーラシア36
アドベンチャーワールド36
上野動物園33
天王寺動物園33
京都市動物園32

ということで、のんほいパークが最もフレンズアニマルに出会える動物園という結果になりました。さすが、けものフレンズとコラボしまくっているだけのことはあります。

ところで、のんほいパークにはアジアゾウがいます。ゾウ飼育施設の面積としては日本最大級。ここのアジアゾウはインドから来ています。つまりアジアゾウの4つの亜種のうちインドゾウがいます。インドゾウのフレンズが描かれたマンホールもあります。ただ、サイトの表記はアジアゾウなのでインドゾウとしてはカウントできませんでした。マンホールにはAsian elephant(アジアゾウ)と書かれているのに、インドゾウのフレンズがいるという状況です。ここから言えることは、本当のフレンズポイントはもっと高いかもしれないということです。実際は44ポイントどころか、もっとたくさんのフレンズアニマルに出会えるのです。

Asian elephantと書かれたマンホール
Asian elephantと書かれたマンホール

のんほいパーク以外にも、公式サイトの表記だけでは集計できなかったフレンズアニマルがいます。実は前編で紹介した上野動物園のフレンズポイントの集計中に気がついたのですが、動物園で展示されているのに公式サイトには載っていない動物がいました。例えばミーアキャット、チンチラ、ヤブツカツクリ、アカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)が掲載されておらず、フレンズアニマルでありながら今回集計できませんでした。多摩動物公園のところで紹介したキングチーターもポイントになっていません。また2025年4月にアドベンチャーワールドにミニカバ、すなわちコビトカバが来園し、公式サイトのニュースとして取り上げられていますが、今回参考にした動物の一覧には掲載されていません。東山動植物園のオグロプレーリードッグも載っていませんでした。のんほいパークと東山動植物園は1ポイント差なので、もしプレーリードッグが載ってたら同率1位になってたんですが。

つまり何が言いたいかといいますと、今回の集計方法ではポイントにならなかったフレンズアニマルがたくさんいて、実際に会えるフレンズアニマルの種数はもっと多いということです。インドゾウがいても公式サイトではアジアゾウと表記されていたり、アミメキリンがいてもキリン表記だったり、キングチーターがいても載っていなかったり、野生のカワウが暮らしていたり、まだ公式サイトに載せられていなかったり。ネットに書かれていなくても、そうしたフレンズアニマルに出会えるのです。

逆に、公式サイトに掲載されていても展示されていないこともあるでしょう。例えば冬は鳥インフルエンザ対策で鳥類が非公開になることがよくあります。

結局何種類のフレンズアニマルに出会えるか?それは動物園の公式サイトの動物一覧を見ただけでは判断できません。実際に足を運んでみて初めて分かることです。飼育・展示されている動物の種類は常に同じではありません。新しい動物が来て変わることもあれば、移動や死亡によって減ることだってあります。例えばこの記事の執筆中、アドベンチャーワールドにマゼランペンギンとフンボルトペンギンがやってきました。


その一方で、上野動物園では今回の集計後にエゾヒグマが亡くなり、展示が終了しました。

できることなら日本中、いや、世界中の動物園に自分の分身を派遣して、そこにいるフレンズアニマルを同時に集計したいくらいなのですが・・・。さすがにそれはできないので、公式サイトの掲載種数を数えるのが今の私の限界です。

もし、この記事を読んでいる方の中で、動物園とけものフレンズを愛する方がいましたら、ぜひご自身でもフレンズポイントの集計にチャレンジしてみてください。また、「のんほいパークより〇〇の方がフレンズアニマルにいっぱい会えますよ!」という情報がありましたら執筆者まで提供していただけますと喜びます(Twitter:@P_yessoensis)。自分はまだ日本の動物園しか行けていませんし、国内でも40か所ほどしか行っていませんので、まだ見ぬフレンズポイント高すぎ動物園がきっとあると思います。

「推し」のためにできること

今回の調査で、大きめの動物園に行けば、フレンズのもとになった動物たちが約30~45種類ほどいると分かりました。ぜひとも動物園に行って、フレンズアニマルを見て、「リアルではどんな動物なのか?」「フレンズの姿や性格と比べてどこが共通しているか?」などを観察してほしいです。そして動物園に行ったら、動物たちを支援する取り組みについて調べてみるのはいかがでしょうか。たとえば上野動物園や多摩動物公園なら「動物園サポーター」という制度が、それからズーラシアを含む横浜市立動物園には「アニマルペアレント」「友の会」という支援制度があります。これらの支援は動物たちの遊具を設置するなど、幸せや健康の向上に使われます。

上野動物園の動物園サポーター:https://www.tokyo-zoo.net/ueno/supporter/index.html

多摩動物公園の動物園サポーター:https://www.tokyo-zoo.net/tama/supporter/index.html

横浜市立動物園のアニマルペアレント・友の会: https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/hama-zoo/friends.php

「推しに貢ぐ」という言葉がありますが、けものフレンズはある意味で直接推しに貢げるコンテンツです。姿は違えどリアルに存在する推し、その幸せと健康のために資金を提供できる特殊なコンテンツと言ってもいいでしょう。推しのフレンズがいる方に提案です。その元になった動物がいる動物園を調べて、そして願わくば動物たちへの寄付制度があるかを確認してみてください。現地で申し込める寄付もあれば、クレジットカードで支払えるものもあります。Amazonほしいものリストやクラウドファンディングで遠方から貢献できることもあります。

話は変わりますが、アニメけものフレンズ2の終盤では、直接的な言及はないものの、絶滅危惧種と絶滅についての描写があります。ホテルの土産物屋でハブがぬいぐるみをオススメするシーン。サーバルとカラカルのぬいぐるみはたくさんあるのにジャイアントパンダとレッサーパンダのぬいぐるみは少なく、そしてリョコウバトのぬいぐるみが一つもないというものです。ぬいぐるみの数はパンダたちの個体数が残り少ない絶滅危惧種であること、そしてリョコウバトが絶滅したことのメタファーでしょう。また、最終話でリョコウバトは仲間を求め、自身と同じ姿をした敵に近づいていきます。この鳥がかつて大量の群れを作って渡りをしていたこと、その大切な仲間を全て失ったことを表現していると思われます。フレンズの姿で蘇ったリョコウバトは、人類により絶滅させられた悲哀を物語っています。直接的ではないにしろ、人が生き物を絶滅させることがどれほど悲しいことかを伝えています。

話は変わって、スマホアプリけものフレンズ3ではプレイヤーが隊長としてフレンズたちに攻撃の指示を出し、敵であるセルリアンを退治していきます。それはゲームの中だけの話で、現実世界ではセルリアンもフレンズもいませんから、セルリアンがフレンズを攻撃しているわけではありません。その代わり、人類が動物たちの敵としてその命を脅かしています。ゲームの中でフレンズを助けるように、現実世界で動物を救う。動物たちに寄付すれば、現実でも動物たちを助けることができるのです。

実際に、アニメけものフレンズに登場した動物は寄付が増えるという調査結果があります。

フレンズの元になった動物たちに幸せに生きてほしい。健康で長生きしてもらいたい。滅ぶことなくずっと命をつないでほしい。フレンズだけにとどまらず、元になった動物にまで及ぶ人々の思い。それが現実の動物たちを守る力になります。決して強制するものではありませんが、動物たちを愛おしく、彼らのためになりたいと思う方はぜひ寄付を検討していただければ幸いです。

この記事を執筆している2026年5月から6月にかけて、3頭のサーバルが天国へ旅立ちました。神戸どうぶつ王国のフクさん、和の森わんぱーくこうちアニマルランドのバズさん、のんほいパークのゆいさんです。ご冥福を祈ります。今日本全国の動物園で暮らすサーバル、そして全ての動物たちが、たくさんの人に支えられ、幸せに天寿を全うできることを願います。

関連リンク
二枚貝ホタテ

今回使用した各動物園公式サイトの飼育動物一覧はこちらです。

アドベンチャーワールド 動物の紹介

海に暮らす動物

肉食動物

草食動物

ふれあい広場・ファミリー広場の動物

東山動植物園 動物

東武動物公園 動物図鑑

のんほいパーク 飼育動物一覧表(PDF)

https://www.nonhoi.jp/assets/pdf/animallist.pdf

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この記事を書いた人

生物が好き。ポケモンと謎解きゲームも好き。